太陽と風の家が先週末に監理者(つまり自分ですが)による木工事完了検査が無事終わりました。
数カ所の指摘事項に現場での対応をしていただいたところで本日お施主さんにご覧いただきました。
外壁の左官も完了しました。奇麗な仕上がりです。また、玄関庇の鉄骨部塗装も終わり引き締まった庇となりました。お施主さんは「樋がなくて正解!」と言って下さりなかなか好印象です。
この玄関庇は1寸程度の勾配にしています。屋根の仕上げは耐候性のあるガルバリウム鋼板をつかったタテハゼ葺きとしており、板金屋さんに仕上げてもらっています。勾配が緩いので雨水が庇の中に入らないようにハゼ(立ち上がっている部分)の立ち上がりを高くしてもらっています。細かいところですが大事な部分になりますね。
屋上の仕上げです。デッキ材をすこし建物より跳ね出すようにすることでステージ感を出しています。手すりも最小限の部材として眺望を楽しめるようにしています。使いながら状況に合わせてネットを張るなど試していきましょうとお話しをしています。
仮設のネットがあるのでわかりづらいのですが、ここは斜面地の上に立地しているので大パノラマビューのロケーションになっています。ここでベンチやリクライニングを置いてお酒を飲みながらくつろごうという目論見がもうすぐ実現できます(笑)
そのため奥行きを確保して床がその先にある風景に向かって伸びゆくような演出をしたかったわけです。
内部の方は来週から左官工事などがはいります。本日は左官による漆喰塗りの仕上げと色を最終決定しました。
今回はスタイロで薄めのベージュ系で仕上げていきます。
この住宅もそろそろ終盤に入り、引っ越しなどの日程の話題もあがってきました。オープンハウスについては7月の第1,2週あたりで検討をはじめています。日程が決まりましたらブログ等でお知らせしたいと思います。
また、これまでの内容については下記記事をご覧ください。
前回記事
https://terradesign.co.jp/20150505-3/