ただいまスライドショーに掲載する実績の写真を選別しています。
建築の写真を選定しているのですが、昔の写真は撮りかたがへたであることを改めて感じました。
アングルは悪いし、むやみにあおりを入れたりしています。
(あおりというのは上に向かってカメラをかまえる撮りかたです)
昔は広角のレンズを持っていなかったので、被写体が納まらずに仕方なくあおっている部分もありました。
いまではできるだけあおらずにとるようにしてはいます。
なるべく水平に撮ることに注意していますが、それは縦のラインのゆがみを抑えるためです。
水平のラインはあまりゆがみませんが、縦のラインはあおるとてきめんにゆがんできます。
ただでさえ、広角レンズを使用してゆがんでくるのに、さらにあおりが入るとひどいゆがみになります。
建築写真のプロは、このゆがみを補正してくれるレンズをもっていることが多いので、雑誌の高層ビルの写真などはゆがみが少ないわけです。
ではそれを使えばいいじゃないかということになりますが、これがものすごく高いそうです。
CGソフトでパースを描くときは、このゆがみを補正してくれる機能がありボタン1発で補正されるのですが、写真画像をボタン1発で補正してくれるソフトは多分ないと思います。
(フォトショとかで機能があるなら教えてほしいです^^)
まあ、なんにしても元データがよいほど、後の工程は楽になるので撮るときに注意して採ることが大事ですね。