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太陽光発電について

最近、おもに住宅メーカーで太陽光発電の販売促進が盛んなようですね。
昔に比べて価格もこなれてきているし、国からの補助金もあることが追い風ですね。

数年前までは1kwあたり100万円以上していましたが、最近は70万円前後にまで
価格が下がってきているようです。
国の補助は1kwあたり7万円のようです。

太陽光発電を計画する際に注意したいこととして、意匠的には屋根がきれいにみえているか
どうかです。フラット屋根であればパラペットの立ち上がりを高めにするなどして、太陽光
発電パネル自体をみえなくすることが出来ますが、こう配屋根の場合は丸見えになるので
とってつけたようになりがちです。最近は色々なタイプの太陽光パネルがありますから上手
に選択したいところです。

次に太陽光発電パネルの設置面積ですが、設置による効果を得るには最低3kwは確保したいです。
面積が小さ過ぎると発電電力量が少なすぎて割に合わないということになります。

また、設置方向にも注意が必要です。
太陽光をできるだけたくさん受け止めたいですから、方角としては南が一番効率が良いという
ことになります。次が東西で、北が一番効率が悪いということですね。

さらに周辺にも注意をしておきたいです。
最近は「光害」というキーワードが時々クローズアップされています。これは窓ガラスや
太陽光発電パネルからの光の反射により「眩しい」というクレームが近年増えているためです。
窓ガラスの反射はおもに遮熱ペアガラスなどフィルムをはさみこんだガラスを採用した時に
おきています。
特に夏場は太陽の位置が高いため反射による照りつけ位置が低くなるので低層の建物に照り
返してしまいます。

じょうずに設置して環境負荷軽減&家計負荷軽減したいものですね^^