色の見え方は人によって違います。また、何色であるかの表現も微妙な差異があったりします。良く言われるのが信号機の青色なのか緑色なのかというケースですね。

この視覚による情報は五感すべての感覚のうち8割を占める情報量といわれています。
「見た目8割」といわれるのはあながちまんざらでもない訳ですね(笑)

では、脳の中ではどのようにみた映像が処理されているかというと、まず元の画像を光の波長(周波数)として目から情報を得ます。この時には元画像以外の情報もありますので、よけいな情報をカットします。(この時に逆に一部不足する情報も出てきます。)

つぎに、この波長を電気信号に変換して神経を通り、脳の中で視覚野とよばれるところにて波長を映像に変換します。このときに実は記憶にある「記憶のイメージ」との判定判別をしています。
(この時に不足している情報も補われます。)

このような過程を経て画像が「再現」されてわたしたちはみたものを認識しています。
つまり、視界に入ってくる映像はある意味都合良く処理されているので、視界に入ってくる映像は再現した映像とは異なるものとなります。

このとき記憶されている形や色がありますが、色のほうを「記憶色」といいます。記憶色は実物よりもすこし鮮やかに(彩度が高い)記憶されています。
また、照明の光が少々変化しても、その光が一様に物体に当たっていれば、物体の色を同じ色に認識できます。これを「視覚恒常」といいます。薄暗がりで赤いリンゴをみてもリンゴであり赤色であると判別できるのもこの視覚特性によるためです。

このような感覚現象は、ほかにも面積対比や色が心理的に及ぼす影響などさまざまであり、インテリアなどでの仕上げ材の色味を考える時も配慮が必要といえます。

生理的感覚というのは実に奥が深いといえますね。

アイキャッチ画像引用:ウィキペディア

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明日は神奈川県建築士会建築環境部会で毎月行なっている勉強会です。
これまであまり告知していなかたったのですが、一昨年よりこの勉強会をはじめ出しました。

テーマは「感境建築」を目指して

この分野では、おおかたの数値で推し量れる定量的な目安を主に温熱環境の基準として制度等が運用されています。
例えば低炭素建築物や長期優良住宅、省エネルギー基準等です。
ところが、これらの数値を満たした建築物が「快適」で「居心地が良い」かというとそうでもない体感をすることがあります。
逆にこれらの数値を満たしていなくとも「心地よさ」を感じることがあります。

このような、定量的に推し量れない部分をどのように理解すればよいのか。
私たちの暮らしや活動を上手に内包する空間をどのように顕在化させてあげればよいのか。

このようなことを考えながら、はや3年目も半ばとなりかなり密度の濃い勉強会となってきています。

せっかくこのような活動をしているのに、おなじようなことを考えている方のアンテナに情報が伝わっていないことに反省をしましまして改めて告知したいと思います。

どなたでも自由に参加できます。ご興味のある方はぜひお越し下さい。
今回のテーマは「不快2」です。
http://www.kanagawa-kentikusikai.com/iinkai/gijutsu/kankyou/
これまでの勉強会の概要についてはこちらをご参照下さい。
http://www.kanagawa-kentikusikai.com/iinkai/gijutsu/kankyou/katudou/