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鉄骨建て方検査

今週はパソコンが壊れてしまったため、図面の作業だけでなく大部分の作業が止まってしまいました。
ようやく作業環境が復旧してきたのでブログの更新も再開です。
(パソコンのアクシデントについてはのちほど記事を書こうと思います。)
さて、「Mクリニック」の現場進行ですが先週の月曜日に鉄骨建て方検査を行いました。

現場の方はすでに足場を設置した作業となっています。
うっすらと鉄骨躯体のシルエットが浮かび上がっています。
屋根をみると母屋が取り付けられていますね。
梁についているプレートは外壁を固定する縦胴縁を取付けるためのものです。
梁と梁を斜めに取り付けている部材が火打になります。
建物が歪まないようにするための部材です。
この火打は構造的に一番有利な梁のセンターの位置に計画しているため、水平ブレース
(写真の丸い棒)にぶつからないように火打の中心にスリーブ穴をあけています。
構造的にできるだけ有利になるようなちょっとした工夫です^^
こちらは2階床部分になるデッキプレートです。
写真の部分はデッキの上にメッシュ筋を配置しているところですね。
この後コンクリートを流し込んでしっかりとした剛性の高い床となります。
ALCよりも費用はかかりますが、厚みがあり遮音の効果も高くなります。
さて検査自体は図面の通りに鉄骨が配置されているか、ボルトは規定の状態で
取り付けがされているかなど構造設計者と共に確認をおこない無事終了。
ここからはピッチを上げて作業が進むことになります。
ということで内装関係と外構関係の準備を進めなければ^^