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建築写真向けコンパクトデジタルカメラ

今まで使っていたPENTAX OptioSが壊れて2ヶ月あまり
デジカメなしでやってきましたがとうとう限界。
やはり一眼レフ1台で全部賄うのは不便です。

ということでコンパクトデジカメの選定をそれとなくしていました。

用途としては普段撮りと建築系写真(おもに記録)になります。
本格的に完成現場の写真を撮ったり、趣味の風景写真などは
一眼レフの愛機NikonD200に任せるとしてコンデジのスペック
を検証すると

・室内撮りのために広角であること
・色味を考慮してできればストロボを使用しない
(ISOが1600くらい)
・建物外観をとるのにズームがあると良い
・電池の寿命が長い、もしくは単3、4使用可
・撮影枚数が多い方がなお可

といったかんじでまあ選ぶ基準が建築屋的になります。
これに欲を言えば画質の良さやEV補正やマニュアル操作、
などなどきりなく出てきます。

このようなスペックをもつ機種を探してみたところ候補と
して出てきたのが次の2機種。

GX200 RICOH
LUMIX LX3 Panasonic

どちらも広角側が24mm(35mm版換算)からあります。
ズームはLX3が2.5倍に対しGX200が3倍。
ISOはLX3が3200に対しGX200が1600。
撮影枚数はSDカードのメモリ次第でまあOKなので比較なし。
ともに画像形式はRAWに対応。
EV値補正もともに対応。
電池寿命による撮影可能枚数はLX3が380枚に対しGX200が350枚。

と大まかなところはこんなかんじでした。
細かい所ではいろいろありますがココでは省略。

気になるところとしては
LX3:アスペクト比(画像の縦横比)が選べる
GX200:水平インジゲーターとディストーション補正機能
水平インジゲーター:水平かどうかの水準器
ディストーション補正機能:広角のゆがみの補正機能

といったところです。
ただ、どちらもソコソコのお値段で、一眼レフも使っている
ことから考えるとちょっと二の足を踏む感じです。
(GX200:¥64800、LX3:¥47800)

で、どうしたものかと考えながらカメラショップの
ヒトと話しをしていたら、店員さんが持ち出してきたのが
EXILIM H10 CASIO(¥21800)

これのスペックが
広角24mm
ズーム10倍
ISO3200
電池寿命による撮影可能枚数1000枚
というものです。

当然値段なりなので
RAW形式なし。
露出シャッタスピードマニュアル設定なし。
なんとなくピンが甘い。
などなど

まあ、いろいろ工夫して使わないといけない感じですが、
ここぞという時は一眼レフを使えば良いと考えると、これで
もいいかなとおもってしまう機種です。安いですし。

少しいじってみたらEV値補正やピンフォーカスもありました。
マニュアル設定はできませんがプレ設定で豊富なバリエーションが
あったので、上手に選択してカラー設定などを駆使する感じに
なりそうです。

まあ、画質を求めることはできないですがこれを使ってみる
ことにしました。
なるべく質の良い元データにして、あとはフォトショップで
がんばって調整ですね。

さっそく使ってみて写真をUPしながら検証報告したいと思います。