現在、私たちの暮らしではエアコンが多く使われています。
エアコンの登場は1930年(昭和5年)にさかのぼります。フロンガスによる冷媒の冷凍空調のタイプが開発されました。
アメリカの科学者T・ミッジェリーによるフッ素と塩素の化合物フロンガスの開発よりできた冷媒は、無味無臭であり燃えないため理想的な冷媒法とされ、エアコンの商品化へとつながります。

この出来事から数えるとエアコン登場より現在は86年程経過したことになります。ひとの歴史を縄文時代あたりから仮にカウントすると、約1万5,000年前(紀元前131世紀頃)から約2,300年前(紀元前4世紀頃)ですので、86年前というのは以下にごく最近であるかがわかります。

本来、環境に対応する機能が体にはありますが、エアコンの過使用による体の寒暖に対する適応力が落ちているひとが増えている気がします。
寒ければ体を震わせ(筋肉の動きにより)熱を生成し、暑ければ汗をかき体の熱を汗の蒸発とともに体外に排出するのですが、これは意識してできることではありません。つまり、体のセンサーが反応して副交感神経により意思と無関係に体を守るために機能しています。このような意思と関係なく生きるために勝手に動いている器官の代表例は心臓や胃などの内蔵ですね。

体温調整の生理的な変化

このような体のセンサーは必要がなくなるとどうもさぼるらしく、一日中空調管理された快適な部屋で毎日過ごしていると汗がかけなくなったりしてしまうなど正常な状態でなくなってきます。

エアコンが登場してもうそろそろ1世紀になりますが、健康な体を保つためには適切なエアコンの利用をこれからは考えていく必要があるといえますね。

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